モチベーションと価値観

看護師の仕事が好きだから、患者さんの為を考えると休日出勤や残業も仕方がない。看護師として働いているのは金額面がいいから。これらは仕事を続ける立派な理由であり看護師として働くモチベーションの一部です。世の看護師の方々は働いている中でどのようなことをモチベーションにして働いているでしょうか。

看護師の仕事に対するモチベーションははっきりいって、人それぞれです。看護師の仕事が好きと考えて、それをモチベーションに仕事をしている方は患者さんや自分のスキルアップを考えると休日出勤やサービス残業も仕方がないと思う方が多いようです。逆に仕事として看護師の業務を捉え、生活の為に働いているという考え方の看護師の場合は自分のプライベートも大切で、プロとしての意識が高いからこそ自分の時間をサービスとして仕事に充てるのはおかしいのではと感じる方がいます。
これは看護師の仕事に対する価値観の違いであって、何が正しくて何が間違っているのかという問題ではありません。仕事に対しての考え方の違いはあって当然の事なのです。
しかし、こういったモチベーションに関する価値観の違いは、仕事をするうえで問題となる事も多々あります。例えば、定時を過ぎてのカンファレンスや勉強会など看護師として仕事をする中ではよくあることです。しかし、モチベーションの違いによってはそれを良しとしない看護師もいる事でしょう。現状ではそういった事に対して自分を主張する人が責められてしまう傾向があるのも事実です。
個人的な見解かも知れませんが、モチベーションや価値観の違いで悩んだ際は、それぞれの意見を主張し合うべきだと思います。看護師の仕事はボランティアではありません。業務として行っている事なのですから、自分の時間を看護師の業務として割いた場合、当然給与が発生する権利があるといえるのです。こういった事を我慢して仕事を続けるとモチベーションが下がり、辞めるという選択肢も出てきます。主張が通る、通らないは別としてやはり、自分の考えている事を伝えなければ周囲は変わりません。勤務時間や残業時間を考慮してもらう事も働く上ではとても大切な権利なのです。
モチベーションの違いは時には人間関係にも影響を与えます。しかし、それもお互いが相手の考えている事をきちんと知ることなく自分主張のみで批判し合っていることから生まれているのではないでしょうか。お互いの価値観を知り、円滑に業務を進めるためにも定期的に話し合いの場を設けることは必要ではないかと思います。